☆店長はこんな人☆

終の棲家

過日、長い闘病の末に実のお母さんを看取った友人がいってました。
「私も……やっぱり、家で死にたい。」
数か月前にこの友人に「最後はどこで死にたいか」と聞かれました。
余命宣告を受けたお母さんの転院の際に、友人は病院にするか、介護施設にするか迷ったそうです。
最終的には、お母さんの希望で友人の自宅により近い介護施設に決めました。
友人は、医師や看護師が常駐している病院の方が安心だと感じていた様子。
そんな時の、彼女からの「終の棲家」の問い、病院か介護施設か聞かれ、私は「自分の家が良い」と答えました。でも、子どもたちに家と土地だけ取られて追い出されそうだとも答えました。
この友人は、最後の数か月は毎日施設に通い、いよいよとなってからは、泊まり込んでお母さんのお世話をしていました。
そんな彼女を二人の娘さんは、病気になっても大事に面倒を看てくれるでしょう。
私も、娘が四人いますが、いつもガミガミ「お手伝いをしなさい」等と叱ってばかり。歳をとったら仕返しをされそう。
私の母は、自宅で91歳の祖母の介護をしています。母が手助けが必要になったらいつでも手を貸してあげたい。そして、母が病気になったら我が家に引き取って面倒を看てあげた。気持ちはありますが、実際そうなったら、どこまで出来るか。この友人の様に精いっぱいの介護が出来るか。
そして、そんな私の背中を我が四人の娘達がじっと見ている。
一足先に、介護を経験して、親を看取った友人を間近に見ていて、この先の私と私の娘との関係がどうなるか、考えずにはいられませんでした。

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☆店長はこんな人☆

6児の母です。ドタバタわいわい暮らしています。

明るく楽にをモットーに家事と育児をなんとかこなし、こども達と自分の成長を楽しんでいきたいです。

ゆっくり一歩ずつ前へ前へ進んでいきたいです。
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